先週から書店販売が始まった「日経ビジネス」の別冊付録「日経ビジネスマネジメント」に、ベストセラー本『ビジョナリーカンパニー』の著者として有名な経営学者ジム・コリンズ氏とのインタビュー記事が載っています。わたしがコロラド州ボルダーへ出張して、コリンズ氏にインタビューしてまとめた記事です。
10年ほど前にも、やはり日経ビジネスの取材でボルダーへ行き、コリンズ氏にインタビューしたことがありました。うれしいことに、コリンズ氏はわたしのことをよく覚えていました。同氏は当時と変わらず若々しく、はつらつとしていました。筋金入りのロッククライマーとして今も体を鍛えているからでしょうか。
インタビューの中で、わたしは同じ経営学者のピーター・ドラッカーにも触れながら質問しました。コリンズ氏はドラッカーを師と仰いでいるからです。「ドラッカーがいなかったら、わたしたちは今よりも暗い世界に住んでいることでしょう」――。コリンズ氏のこの言葉が印象に残りました。
今年11月には、クレアモント大学経営大学院ドラッカースクールで、ドラッカー生誕100周年を記念する行事が予定されています。コリンズ氏は100周年実行委員会のメンバーにもなっています。ひょっとしたらクレアモントで再会できるかもしれません。
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