今週は、経営学者ピーター・ドラッカーの生誕100周年を祝う「ドラッカーウイーク」です。ドラッカーにとって「第2の故郷」であるクレアモントも盛り上がっています。
わが家も大忙し。というのは、妻がドラッカーウイークの期間中、海外からの出席者のために案内役としてフル回転するからです。きのうからきょうにかけては、ロサンゼルスのダウンタウンで働くため、家を不在にしています。
となると、月齢17カ月の次女Mをどうするか、という問題が浮上します。Mはまだ卒乳しておらず、夜はママなしではなかなか寝られないのです。
結局、わたしが夜8時ごろにMを車に乗せ、ダウンタウンのホテルまで連れて行くことになりました。ホテルで1泊し、翌日の早朝にダウンタウンを出てクレアモントへ戻るというわけです。クレアモントに戻ったら、朝食をさっと済ませてすぐに保育園へ連れていく--こんな強行軍です。
夜8時少し前、嫌がるMを車のベビーシートに半ば無理やり座らせました。クレアモントからダウンタウンまで1時間のドライブ。「Mは泣き続けるかもしれない」と不安に思い、Mが大好きな果物ピューレを胸ポケットに放り込んでおきました。いよいよ出発です。
予想通り、Mは間もなくして「あ~、あ~」と不平を言い始めました。おそらく「ベビーシートに固定されるのは嫌だ~」と言っていたのでしょう。そこで、胸ポケットからさっと果物ビューレを取り出し、手渡すと、すぐに静かになりました。2つ目を食べ終えると、寝入りました。大成功!
翌朝はもっと難関。なぜかというと、Mは起きたばかりだから、車の中で寝てくれない可能性が高いからです。そこで、ホテルで食べたフレンチトーストの残りや果物、クッキーなど、いろいろな食べ物をを車の中に持ち込みました。Mは何か口に入れていると、気が紛れるのです。ところが、結局、食べ物は不要でした。前の晩にホテル内で夜遅くまで起きていたせいなのか、Mは食べ物を口に入れなくても車の中で眠ってくれたのです。
さて、長女Kと長男Aはどうしていたのでしょう。おじいちゃん(わたしの義父)が助っ人としてわが家に滞在中ですが、Aは「パパが家にいてほしい」と主張していたのです。
朝8時前、家に到着すると、KもAもうれしそうに飛びついてきました。すでに着替え、朝食も終え、登校準備は完了していました。Kは「A君、ママがいなくてもちゃんと寝られたよ!」と報告。おじいちゃんは「Kがしっかりしていたから、夜9時になったらAを連れてすぐに寝てくれた。けさはぼくのお腹をポンポンとたたいて、起こしてくれたし」と追加説明してくれました。
子供たちの寝室を見ると、シーツや掛け布団がきれいに整えてありました。「すごいね! ママとパパがいなくてもこんなにできるなんて、感動しちゃったよ」と目いっぱいほめてあげました。
きょうも夜8時ごろにMを連れてダウンタウンへ向けて出発です。Mはどうなるか分かりませんが、少なくともKとAについては心配無用でしょう。
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