先日の夜、2歳の次女Mが布団の中から出てきて、わが仕事部屋へやって来ました。「ダディー、ミルク! ダディー、ミルク!」。最近、寝付くまでジュースやミルクを何度も要求することが多いのです。
ちょうど歯磨きしていたので、そのままMを連れて食堂へ。牛乳をコップに入れて渡すと、ゴクゴクと飲み始めました。でも、全部飲みきれず、コップをわたしに戻しながら「Daddy, drink it(パパ、飲んで」。
こちらは歯磨き中だから、「後でね」と言い残してさっさと仕事部屋へ戻りました。ちょっと冷たい対応だったのも、仕事の締め切りを目前にして忙しかったからです。
翌日、妻からその後の様子を聞きました。寝室に戻ったMは、涙をポロポロこぼしながらママに向かってこう言ったそうです。
「Daddy did it! (パパがやっちゃった~)」
「パパがミルク飲んじゃったの?」
「M drink it(Mが飲んだの)」
もちろん、妻にとっては意味不明。「自分で飲んだのになぜパパのことを抗議しているんだろう」と思ったそうです。とにかくチンプンカンプンで、それがおかしかったそうです。
わたしがいきさつ教えててあげると「なるほど!」。Mは日本語があまり話せず、表現力も足りないですが、正確に状況を説明していたわけです。
念のため、「M drink it」の「drink」は現在形で間違いないです。Mはまだ過去形を使いこなせないのです。
写真は、ミニマウスのドレスを着て大喜びのM。
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