月曜日の朝、子供たちを小学校・保育園へ送り、スターバックスでホッと一息。週末は家族でディズニーランドへ行き、へとへとになりました。朝から夕方まで次女を抱っこし続けたからです。
週末からサンデー・ニューヨーク・タイムズの宅配が始まりました。日曜日に読む時間はなかったので、月曜日の朝にスターバックスで読むことにしました。そこで、手提げ袋を用意。自分のバックパックに入りきらないほど新聞がたまっていたからです。
たったの2日分の新聞であるにもかかわらず、電話帳2冊分は優にあるでしょう。写真から何となく想像していただけるのではないかと思います。手提げ袋に入れた新聞は以下の通りです。
*サンデー・ニューヨーク・タイムズ(日曜日配達)
*サンデー・ロサンゼルス・タイムズ(日曜日配達)
*ニューヨーク・タイムズ(月曜日配達)
*ロサンゼルス・タイムズ(月曜日配達)
*ウォールストリート・ジャーナル(月曜日配達)
これに加えて、土曜日配達のニューヨーク・タイムズとロサンゼルス・タイムズもありましたが、スタバへ持ってくるのはあきらめました(というか読むのをあきらめました)。
サラリーマンだったら月曜日の午前中にスタバへ行くことは不可能です。自営業だからこそ、日曜日配達の分厚い新聞を月曜日に読む選択肢もあるわけです。ですが、これだけ大量の新聞となると、ちょっと無理ですね。
結局、じっくり読んだ記事は数本で、あとは飛ばし読みしました。でないと、新聞を読むだけで午前中いっぱんがつぶれてしまいそうだったからです。
日本の新聞は速報記事中心なので、さっと読めてしまいますが、アメリカの新聞はそうはいきません。日本の週刊誌に登場するようなフィーチャー記事が 中心で、読み応えがあるのです。
加えて、日曜版には雑誌も入っています。特にニューヨーク・タイムズ・マガジンは素晴らしく、読み始めるとあっという間に1時間は過ぎてしまいま す。この雑誌にはアメリカを代表するライターがこぞって寄稿しており、そこで使われている報道写真も第一級です。
(ニューヨーク・タイムズ・マガジンをモデルにしているといわれる「日経マガジン」は似て非なる存在です。両誌ともにビジュアルの点では似ていま す。でも、ニューヨーク・タイムズ・マガジンがイラク戦争なども含めて真正面から調査報道に取り組む雑誌である一方、日経マガジンはおいしいレストランを 紹介するなど「情報誌」にすぎません。先日、ニューヨーク・タイムズ・マガジンはハリケーン・カトリーナをめぐる調査報道でピュリツァー賞を受賞していま す。)
ニューヨーク・タイムズ日曜版の購読を決めたのは、ニューヨーク出張中にニューヨーク・タイムズ・マガジンの特集記事を読んで「やっぱり購読しな ければ駄目だ」と思ったからです。その特集記事は、新興ネットメディア「ポリティコ」の名物記者にスポットライトを当てた内容でした。
今は講談社「現代ビジネス」でジャーナリズムをテーマにコラムを連載している最中です。「これは仕事」と割り切って、月曜日の午前中は新聞を読む のに専念したほうがいいかもしれません。でないと、ニューヨーク・タイムズ日曜版の購読が無駄になってしまいそうです。
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