長い間ブログをさぼっていました。その間、いろいろな変化がありました。
まずは私から。2012年初めには念願の『官報複合体』を上梓。続いて、秋にはジム・コリンズの『ビジョナリー・カンパニー4』の翻訳本、年末には自民党・河野太郎との共著『共謀者たち』を出版しました。PhDの終盤に差し掛かった妻を支えるため、今まで以上に家事・育児に時間を割きながら、よくここまで来たものです。
実は、それでけではありません。家族に不幸があったことから、何度も日本へ一時帰国。『官報複合体』『共謀者たち』に絡んだ日本出張を合わせれば、7回ほど一時帰国したと思います。あまりに忙しくなり、現代ビジネスの連載『ジャーナリズムは死んだか』は休止状態です。
妻にもビッグニュースが飛び込んできました。九州大学で2013年4月から教えることが決まったのです。担当分野はアントレプレナーシップ。これまで頑張ってPhDに取り組んできた成果が出たわけです。この場を借りて改めて「おめでとう!」。
というわけで、3月下旬から一家で福岡です。福岡はかつて妹が6年間住み、「子どもを育てるにはいい所だよ」と何度も聞かされていました(実は妹の夫も九大で教えていたのです)。「日本に住むなら福岡」と思っていただけに、妻と一緒にとても喜んでいます。
帰国が決まったことで、私にも追加的にグッドニュース。やはり2013年度から、早稲田大学ジャーナリズムスクールで非常勤講師を引き受けることになったのです。福岡を拠点にしながら、月に1回は東京へ出張する形になりそうです。
新生活は楽しみですが、2008年から5年近く続いたカリフォルニア生活もいよいよ終わり。子どもたちは後ろ髪を引かれる思いでいます。もうすぐで5歳になる次女は人生のほとんどをカリフォルニアで過ごしており(日本で過ごしたのはほんの数カ月)、今では英語しか話しません。カリフォルニアを離れるのはちょっと悲しく、つらいですね。