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４月下旬にニューヨークへ出張し、バス・トイレ共用の「ポッドホテル（Pod Hotel）」に泊まりました。ポケットマネーでの出張だったので、立地に加えて価格を優先した結果です。
マンハッタンのど真ん中にありながら、１泊１００ドルちょっとの格安ホテル。さすがに狭いですが、おしゃれで機能的だったから、すぐに気に入りました。ツイッターでも「このホテルはいい」とつぶやいたほどです。
宿泊客にも好感が持てました。エレベーター内で一緒になると、別れ際に「Have a nice day! （良い１日を！）」と声をかけてくれる人が多かったのです。まるでカリフォルニア人のようでした。
ポッドホテルを後にしてから数日後の４月３０日、ニューヨーク・タイムズの１面に「カイコ棚ホテル、小さくて安くてシック」という記事が出ていました。この記事の中で、なんとポッドホテルが紹介されていたのです！
ポッドホテルの存在をわたしに教えてくれたのは妻。記事を読んで「わたしには先見の明があるでしょう？ ニューヨーク・タイムズが追っかけてくれたんだから。へへへ」と言っていました。確かに、おっしゃる通りです。
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