3歳児の次女Mはほぼ100%英語で会話します。日本語で話しかけても英語で返事するので、次女がいるとわが家の会話が完全に英語と日本語のちゃんぽんになってしまいます。
Mの3歳児らしいイントネーションやアクセントを文章で伝えられないのは残念です。「I don't like it」という表現だけでもかわいらしいのです。
ただ、文字だけでもニュアンスが伝わるようなな会話もあります。保育園へ迎えにMを迎えに行き、家に帰ろうと思ったら、Mが隣の小学校の校庭で遊び始めてなかなか帰りなかった時のことです。私は言いました。
Mommy's crying at home because you are still playing here. She's been waiting for you the whole time. She misses you.
ちょっとふざけて「ママが寂しがって泣いている、早く帰ってあげないとかわいそうだよ」と言うことで、帰る気にさせようと思ったのです。すると、Mはニッと笑いながらこう返事したのです。
That's silly! Mommy isn't crying!
「That's silly!(そんなバカなことないよ!)」には思わず笑ってしまいました。保育園で誰かが言った表現をコピーしたのでしょう。Mに「誰が『That's silly!』なんて言葉使っているの?」と聞いたら、「ローワンだよ」と教えてくれました。ローワンとは、保育園で「Mのベストバディー(親友)」と呼ばれている3歳児です。
妻が何か物を探していた時にはMは「Actually, I found it!」と言ったそうです。3歳児なのに一人前の大人のように「Actually」を使ったので、妻はふき出してしまったそうです。
生後2カ月ちょっとでアメリカへ来て、すぐにフルタイムで保育園に放り込まれたM。月齢5、6カ月ごろには、月曜日から金曜日まで週5日、朝8時から夕6時まで10時間にわたって英語のシャワーを浴び続ける環境にいました。日本語よりも英語に慣れてしまうのは仕方がないですね。
とはいっても、3、4歳で日本へ戻ることになったらすっかり英語は忘れてしまうでしょう。もったいない。その場合は日本に戻ってもわが家では英語で話し続けるようにする手もあるかな。
写真は、保育園でローワンと遊んでいるMです。
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