4歳の長男Aが不機嫌で大変です。けさも、「トランスフォーマーがほしい」などと言い続けてママを困らせ、なかなか家を出られませんでした。
長女と次女はわたしと一緒に車の中で待機していたのですが、8時5分を過ぎてもAが現れないため、ついに長女Kは「学校に遅れちゃうよ~」と泣き始めてしまいました。始業時間は朝8時15分で、通常は1回目のベルがなる8時10分には学校に着くようにしているのです。
ママがどうにかAを車に放り込み、シートベルトを装着させ、いざ出発。ママが「A、早く出ないからKが泣いちゃったじゃない」と強く言うと、Aは「ママ、嫌い! ママ、車降りて!」とさらに大声で泣き始めました。車の中は子供たちの泣き声でずいぶんにぎやかになりました。学校にはぎりぎりで学校に間に合いました。
Kを降ろした後、小学校のすぐ隣に位置する保育園へ車を止めました。ところが、Aは車から出ようとしません。わたしが次女を抱えて車を出て、保育園へ預け、戻ってきても、Aはまだ車の中にママと一緒にいました。結局、保育園に到着してからAを保育士に託すまで、20分以上かかりました。
さて、Aを預け終えた後、保育園の駐車場を出ようとすると、園庭で独りで泣いているAの姿が見えました。駐車場と園庭は金網で仕切られています。すでに走り始めている車の中からママが「A、バイバイ!」と叫ぶと、Aは泣きながら車を追いかけてきました。
駐車場を出て、通りを曲がってもAはなお泣きながら走っています。最後は、金網にぶつかり、そこでストップ。でも、金網にしがみついて、涙を流しながら車を見つめていました。痛々しい光景です。保育園で別れる際、Aがこれほど抵抗し、泣いたのは久しぶりです。
パパとママが次女Mを連れてニューヨークへ行ったことについて、Aはずっと「なんでMちゃんだけなの? なんでA君も行けなかったの? 飛行機乗りたかったのに!」と抗議していました。加えて、ママが勉強の追い込みで忙しく、きのうも帰宅は深夜零時過ぎ。Aはママと一緒に寝られない日が続いているのです。
今も保育園では英語を使うのを拒否しているA。いろいろな意味でストレスがたまっているようです。近いうちに、Aだけのために親が時間を作り、相手をしてあげる必要がありそうです。
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