長女Kのクラスメートですぐ近所に住むキアナが金曜日(4月3日)、わが家に泊まりました。ずっと前から「Kの家でお泊りしたい」と言い続けていたキアナ。この日は夜遅くまでKと遊べることになり、大喜び。
Kも同様に大喜びで、お迎えに行くと「きょうはキアナが泊まるんでしょ?」と何度も確認していました。帰宅するやいなや、バックパックをポーンと放り投げてキアナの家へ一目散。Kにとって、友達が寝泊まりに来るのは初めてのことなのです。キアナにかわいがってもらっている長男Aもうれしそうでした。
狭いアパートの中でキアナを収容できるものか、少し不安でした。間取りは2LDKです。すでに助っ人としておじいちゃんが来ているから、実質的に1LDK。でも杞憂でした。2人は同じベッドの中にもぐり込んだのです。キアナはわざわざ毛布を持ってきていたのに、使わずじまいでした。
最近、Kはキアナとばかり遊んでいます。隣に住むジェニファーも親友ですが、教育熱心な韓国人家庭にあり、予定が合わないことが多いです。ところがキアナはいつでも出動OK。だから、週末になるとKはキアナと午前中から夕食時までずっと遊んでいます。おかげで、Kの英語力は日増しにアップしています。家庭教師を雇うよりずっといいでしょう。
親としては、小さいうちは目いっぱい遊ぶことが一番大事だと考えています。勉強は二の次でいいと思っています。友達と遊ぶのが大好きなKに親友ができて、本当によかったです。しかも、友達と遊ぶには、気候や自然(特にビーチ)に恵まれている南カリフォルニアの環境はすばらしいです。
先々週の土曜日(3月28日)には、妻が先導役としてKとキアナを連れて、車で5分で行ける植物園でウォークラリーに参加。アメリカ赤十字主催の募金活動の一環として開かれたもので、2人とも6歳ながら、行程3マイル(5キロ弱)を完全踏破しました。妻は結構へとへとになりましたが、2人はまだ元気で、帰宅後も遊び続けました。
キアナがわが家に泊まった翌日の土曜日は、サラ(キアナの母親)がクレアモント市の中心部にあるメモリアル公園へ2人を連れて行ってくれました。そこで、サラが通う大学院の仲間がバーベキューパーティーを開いていたのです。わたしとおじいちゃんが後から長男Aと次女Mを連れて合流したら、「どうぞ、どんどん食べて」。ハンバーグがおいしかったです。
日曜日は、わが家の集合住宅内にあるプールへ2人を連れて行きました(写真はその時に撮影したもの)。ただ、晴天で温暖だったとはいえ、プールの水はまだ冷たいです。2人には「温水のジャクージならいいけれど、プールはやめといて」とクギを刺したのですが、無駄でした。いつの間にか2人は冷たいプールの中でじゃぶじゃぶ。ほかにはだれもいなかったから、貸し切り状態でした。
キアナとKが仲良しになったことが縁になり、今ではキアナの家とは家族ぐるみの付き合いです。キアナが泊まりに来た日には、サラとはわが家で一緒にワインを飲みながら、数時間ほど歓談。サラは医学を専攻する大学院生で子持ちなので、同様に大学院生で子持ちの妻とは話が合います。
先日は、サラとケニー(キアナの父親)をわが家へ招き、「とんかつパーティー」をやりました。単に夕食時にとんかつを食べて、ワインを飲んだだけでしたが、サラとケニーにとってはとんかつは初めてで、楽しんでもらえました。冒険好きのケニーからはサーフィンや釣りの話を聞けて、面白かったです。
ちなみに、とんかつの「とん」は豚の意味ですが、「かつ」の語源は英語の「カットレット(切り身)」です。「日本語で『かつ』と言えば普通は『とんかつ』を意味するんですよ。とんかつ専用の『とんかつソース』もあります」と説明すると、2人は興味津津でした。
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