今週は長女Kの春休み。1週間にわたって小学校は休校するから、ずっと家にいます。保育園は平常通りに開いているので、長男Aと次女Mはそこに預け、Kの相手をすればいいわけです。
頼りになるのは、やはりクラスメートのキアナです。春休み中はどこにも出かける予定はなく、父親のケニーと過ごすことになっていたからです。失業中のケニーは、2歳の次女メイダの子守もしなければならず、わたし同様に大変です。
というわけで、わたしとケニーという父親同士が協力し合って、春休みを切り抜けようということになりました。補足しておくと、わたしの妻は大学の授業で忙しく、あまり家にいません。同様にケニーの妻も勉強で忙しく、週末以外は子守に多くの時間を割けません。
ところが、常に予定通りにいかないのが子育ての難しいところ。Kが春休みで家にいることを察知したAが「なぜ自分だけが保育園なの? Kちゃんと一緒にいたい」と主張し、登園を強く嫌がるのです。
月曜日は、Mと一緒に保育園に到着すると、Aは車から出ることを頑として拒否。しばらく押し問答を続け、最終的には「早お迎え」で納得し、車から出ました。早お迎えとは、いつもより早めにお迎えに行くということです。
家に戻ると、Kが「何もすることない~」とブーブー言っています。そこで、近所のビデオレンタル店「ブロックバスター」へ行き、「4本借りていいとよ。KとAで2本ずつね」と告げました。KはAのためにアメリカ製アニメの「トランスフォーマー」と「スクービー・ドゥー」を選びました。
午後1時半ごろ、Kとキアナを車に乗せ、保育園でAをピックアップ。そのままクレアモント・クラブへ行き、3人を同クラブの託児所へ預けました。いつもはクレアモント・クラブを嫌がるAも、Kとキアナが一緒ということで了解してくれました。
思わず心の中で「やった~」と喜んでしまいました。週末は子守でへとへとになり、今週もずっとこの調子かと思っていたところ、数時間とはいえ自分の時間を持てるのです! ウエートトレーニングに45分、有酸素運動に35分、ストレッチに20分、シャワーとジャクージに10分確保できました。
その後は、いつものことですが目が回るような状況が続きました。すぐにMを迎えに行き、家で食事。夕食はおじいちゃんが作ってくれたシチュー。キアナも夕食に加わり、にぎやかでした。ただ、私はMにミルクを飲ませたり、離乳食を食べさせたり、あやしたりで、片時も休めませんでした。
妻が帰って来たのは夜の10時。Mを抱っこし続けて疲れ切ったわたしは、すぐに熟睡してしまいました。火曜日はケニーが朝から子供たちの相手をしてくれる段取りになっていたので、少しホッとしながら。
さて、翌日の火曜日の朝。子供たちの朝食の準備をしていると、トントンとドアをたたく音。朝の8時前です。こんなに朝早くだれだろう? 家族全員が不思議に思いながら、ドアを開けると、そこに立っていたのはキアナ。
「ねえ、きょうは朝から遊べるんでしょう? Kは何している?」
キアナは翌日の誕生日プレゼントを早くも開け、興奮しています。誕生日プレゼントは、Kと同じタイプで色違いのスクーターです。Kもスクーターで家を飛び出そうとしましたが、ママから「Kちゃん、ちゃんと朝ご飯をたべてからにしてね!」と制止されました。
結局、この日は朝8時前から夜8時ごろまで、Kはずっとキアナ(途中からジェニファーも参加)と遊び続けました。午後3時ごろまではケニー、その後はわたしが相手をしました。わたしは夕方に子供たちをプールへ連れて行き、夕食時はメキシコ料理のレストランでマジックショーを見せてあげました(写真はマジシャンと子供たち)。
ケニーと手分けして子供の相手をしたことで、この日は数時間とはいえ、ひさしぶりに仕事ができました。原稿の執筆や本の翻訳、本の執筆など、やらなければいけない仕事は山積みなのですが、遅々として進んでいないのです。
あすの水曜日は、キアナの誕生日。Kは誕生日プレゼントを買い、カードを書きました。
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