きょうから今年の夏休み初の長期家族旅行です。目的地は、サンタバーバラより少し南にある小さな海辺の町カーピンテリア。最大の目的は、長女の親友キアナと再会すること、それとキアナの両親ケニーとサラの結婚式に出席することです。
クレアモントからカーピンテリアまでハイウエイ101号を使って2時間ほどドライブ。右手に山、左手に海、前方に濃い霧、雲の切れ目から強い太陽光線――。道中は変化に富み、素晴らしい景色でした。わたしと妻は「いつかオープンカーかオートバイでこのハイウエイを走ってみたいね」という意見で一致しました。
カーピンテリアは、筋金入りのサーファーだったケニーが生まれ育った土地(サラはサンタバーバラ出身)。ケニーとサラから結婚式に招かれなければ、決して訪れることはなかったと思います。2人から「夏休みに家族でピーチへ行きたいなら、カーピンテリアが絶対にお勧め」と言われていただけに、道中、夫婦で期待に胸をふくらませました。
夕方、カーピンテリアに到着。ホテルでケニー、サラ、キアナ、メイダ(キアナの妹)と再会。子供たちはみんな大喜びで、飛び跳ねていました。そのまま町の中心部を経由して近くのビーチを案内してもらいました。
「なんて穏やかできれいな街なんだろう!」。わたしも妻も思わず感動してしまいました。サンタモニカやロングビーチ、ニューポートビーチなど有名なビーチタウンと違い、商業化されていません。ビーチも息をのむほどの美しさでした。
気温は摂氏18度で、肌寒いほど。ケニーは「きょうはまるで冬みたいだね。めずらしい。ここは夏は涼しくて冬は温暖。冬でも寒くてもこんなものだよ」と説明してくれました。Tシャツ姿ではちょっと寒かったです。
ところがケニーはTシャツ、短パン、はだし。ケニーいわく「靴をはくことはまずないね。結婚式は別だけれども、ぼくにとってはサンダルが限界。サンダルが靴みたいなもの。普通は買い物も外食もはだしのまま。子供のころからそうだった」。何ともうらやましいです。
きょうはキアナがホテルでわが一家と一緒に泊まることになりました。ホテルに到着直後、わたしはサラときょうの段取りについて電話で打ち合わせをしていました。その最中に(つまり親同士が何も決めていない段階で)、キアナは勝手に荷造りを始めていたそうです! 週末の結婚式まで毎日一緒に遊ぶことになりそうです。
唯一残念だったのは、日本からの助っ人(長女と長男が慕っている大学生のベビーシッター)が来れなくなったことです。助っ人にはカーピンテリアで途中から合流してもらい、毎日子供たちをビーチへ連れて行ってもらおうと考えていました。でも、手違いで訪米の時期が遅れることになったのです。
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