アップルの新多機能携帯端末「iPad(アイパッド)」が発売になった4月3日、わが家も1台ゲットしました。興味はありましたが、すぐに買うつもりはありませんでした。わたしがスポーツジムにいる間に、妻が即決で買ったのです。
購入場所は大学のブックストア。特に混んでおらず、待たずに買えたそうです。わたしが「どうせ買うなら3Gモデルが出てからにすればよかったのに」と言うと、妻は「ネットブックでも3Gに接続しないで使うのだから同じ」と自分に言い聞かせていました。
実は、妻はずっと「買うならネットブック。ASUSの新モデルがいい。仕事に特化して使うのを前提にすると、iPadは実用的ではない。どちらかと言えばエンターテインメント端末」と言っていたのです。それだけに、いきなりiPadを見せられたわたしは確かに驚きました。
子供たちは大喜び。さっそくいくつかゲームをダウンロードし、プレイに熱中していました。タッチパネルは直感的にできているから、長女と長男は何の 説明を受けなくてもすぐに使いこなせるようになりました。写真は、無料でダウンロードしたサッカーゲームに熱中する2人です。
田舎町のクレアモントではまだiPadを持っている人は少ないようです。けさ、妻と一緒にスターバックスへ行くと、ちょっとした騒ぎになりまし た。妻は小脇にiPadを抱えていました。すると、注カウンターの前で並んでいる段階から周辺に人だかりができたのです。
妻が注文する番になると、カウンターの奥に立っている店員まで妻からiPadを借り、何やら文字の試し打ちを始めました。客が列を作って待ってい るというのに!
いくつかコメントを紹介します。
中年男性「こんなに注目を集めるなら、1回1ドルでみんなに触らせてあげて商売にしたら。あそこのテーブルが空いているよ」
中年女性「82歳のおばあちゃんが欲しがっているのよ。電子メールは使いやすい? 本当? だったら買ってあげようかな」
それにしても、さすがアメリカ人。気さくです。30分の間に、合計で10人前後が妻に話しかけたのではないかと思います。日本だったらだれもが遠 慮して、ちらっとiPadを盗み見する程度でしょう。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。