きょう、ニューヨーク・タイムズ日曜版の購読を申し込みました。これで週当たりの購読料が3ドル70セントから7ドル40セントへ倍増します。またもや出費が増えます。
先週末、ニューヨークへ出張中に日曜版を読み、「やっぱり購読しなければ」と痛感しました。特に、別冊で発行されている雑誌「ニューヨーク・タイムズ・マガジン」です。多くの著名ジャーナリストがこぞって力作を寄稿する名門誌です。その日は有力ネットメディア「ポリティコ」の名物記者の影響力に焦点を当てた特集で、読みごたえがありました。
現在、講談社「月刊現代」でコラム「ジャーナリズムは死んだか」を連載中なので、アメリカの有力紙の購読は欠かせません。中でもニューヨーク・タイムズは筆頭格です。これまでは月曜日から金曜日までの平日だけの購読でしたが、これからは土曜日と日曜日も手にすることになります。
すでにアパート内は新聞と雑誌であふれかえっています(ほとんどがアメリカの発行物)。何を購読しているのか、再チェックしてみました。
1)ニューヨーク・タイムズ(これまでは平日のみ)
2)ウォールストリート・ジャーナル(紙版も電子版も両方)
3)ロサンゼルス・タイムズ
4)ワシントン・ポスト(これは電子版のみ、宅配がないため)
5)ビジネスウイーク
6)フォーチュン
7)バニティフェア
8)コロンビア・ジャーナリズム・レビュー
これだけで家の中は大混乱。捨てるのに忙しくなりますが、重要な記事はコラム用に取っておかなければならず、管理が大変です。最近はできるだけウェブ上でチェックし、ファイヤーフォックスのゾテロ(zotero)を使うようにしています(妻に教えてもらったのですが、とても便利)。
それにしてもニューヨーク・タイムズ日曜版はやっかいです。それだけで電話帳ぐらいのサイズがあるからです。その日のうちに全部に目を通すのは不可能ですが、家の中が片付かないからずっと置いておくわけにもいきません。
そもそも、週末はゆっくり新聞を読んだためしがありません。子供たちが小学校・保育園へ行っていないから、朝から晩まで子供の相手をしているからです。新聞を読もうとしても、次女が必ず邪魔しにきます。ニューヨーク・タイムズ日曜版は月曜日に読むことになるでしょう。
アマゾンのキンドルやアップルのiPad(アイパッド)で新聞・雑誌を読むようにすれば、家の中はちらかりません。ただ、その場合、特定の記事が紙面上でどんな扱いになっているのか、視覚的に把握できません。1面トップ扱いなのか、中面の2段扱いなのか、これを知る必要があるのです。
ところで、以上はすべてポケットマネーです。家の中がちらかるのは困るけれども、出費がかさむのも困りものです。新聞社勤めであればすべて会社負担でオフィスにおいてあるだろうけれども、わたしはフリーランス。つらいところです。
補足しておくと、日本の主要紙も衛星版でアメリカで購読できますが、購読していません。月100ドル以上もするうえ、夕刊と朝刊が一体化するなど日本版と内容が違うからです。だから日経テレコンを個人契約し、これで日本の新聞・雑誌をチェックするようにしています。これだけで毎月数万円の出費です。(仮に日本の新聞を購読していたとしても、あまり読まないでしょう。アメリカの新聞・雑誌に慣れててしまうと、日本の新聞は内容が薄っぺらに思えてしまうのです。)
ちなみに、ニューヨーク出張もポケットマネー。だから泊ったホテルはミッドタウンにある安ホテル「ポッドホテル(Pod Hotel)」で、1泊100ドル強でした。さすがに狭かったです。でも、おしゃれで機能的なホテルでした。1人で行く場合はこれからもこのホテルを利用しようと思います。
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