来月で6歳になる長男A。手先が器用で、物を組み立てるのが大好きです。
ひょっとしたら、これはわたしの遺伝子かもしれません。小学校時代に図画工作が常に最高評価の「5」だったのです(図画工作以外で「5」はほとんどありませんでしたが)。
金曜日(6月18日)には、妻がスターウォーズのレゴをAに買ってあげました。「アナキンのYウイング・スターファイター(Anakin's Y-Wing Starfighter)」で、8-14歳用です。なんと60ドルもするモデルです。前回、7歳以上のモデルを買ってあげたら、さっさと組み立ててしまったからです。
妻は「あんなに好きなんだから、ちょっと高価でも、買ってあげたいという気持ちになるよね」と言っていました。
確かに、Aの集中の仕方は半端ではありません。今回もYウィング・スターファイターを買って家に戻ると、夕方から夜10時ごろまで一心不乱に取り組んでいました。夕食もあっという間に食べて。
翌朝も6時ごろ、家族の中で1番最初に目覚め、レゴへ直行。長女は朝食をさっさと済ませ、ママと一緒にハイキングへ出かけました。わたしは次女の 相手をしていました。その間、Aは朝食も食べずにレゴに集中。
朝10時半ごろ、外で次女と一緒に遊んでいると、「パパ~、できたよ~」とうれしそうに言いながら、Aが家から出てきました。レゴが完成したので す。
家に戻り食卓を見ると、朝食のカレーパンはちょっとかじってあるだけ。朝起きてから4時間余り、レゴの前からほとんど離れなかったわけです。
出来上がりは写真でご覧下さい。わたしは一切手伝いませんでした。妻は少し手伝いましたが、基本的に小さなブロックを探すのを手伝った程度でし た。
自分の小学校時代を思い出します。小型エンジン付きの模型飛行機(ユーコン)が大好きで、よく自分で組み立てたものです。やはり食事の時間も惜し いと思うほど楽しく、集中していました。
A君へ
Anakin's Y-Wing Starfighterを一人で組み立てたとのこと。3時間も集中して上手にできましたね。感心しました。
メルボルンのじいじいより
投稿情報: Tommy | 2010年6 月21日 (月) 16:25
コメントありがとうございます。「3時間余り」と書きましたが正しくは「4時間余り」でした。しかも、金曜日に続いて土曜日も。金曜日の夕方から土曜日の午前中まで、睡眠をはさんで連続8時間以上ということですね。あっぱれです。
投稿情報: Yo Makino | 2010年6 月22日 (火) 14:24
我が子の成長ぶりの中に自分の面影を感じた時ほど心癒やされる瞬間はありません。家庭の温かさがあふれ出る文面に思わず筆を執りました。新聞記者生活の傍ら、僕は長男(3)との時間作りに頭痛める日々です。連載「ジャーナリズムは死んだか」は同業者として耳の痛い話で、読む度に自省しているところです。実践的ワーク・ライフ・バランスの考え方には誠に同感です。今後も是非、勉強させてください。
投稿情報: taxi164 | 2010年6 月23日 (水) 14:00
ありがとうございます! 同業者の方からコメントをいただくと、励みになります。
生活は経済的には厳しいですが、精神的にはサラリーマン時代よりも充実しています。子供と接する時間は一刻たりとも無駄とは思いません。
新聞記者をやっていると、家庭との両立は難しいですね。ただ、それは日本の特殊事情かもしれません。アメリカでは必ずしも「新聞記者=超多忙」ではないのです。有給休暇は完全消化するし、極端な残業もしません。
この点についてはいずれ「現代ビジネス」の連載の中でも取り上げるつもりです。
投稿情報: Yo Makino | 2010年6 月24日 (木) 14:07