週末、妻の卒業式の日(15日)、突然ケニーから電話がかかってきました。「きょうの午後4時ごろ、そっちに行くけれども、家にいる?」。
ケニーは、長女Kの親友キアナの父です。サラ(キアナの母)がクレアモントで開かれる会合に出席するため、30分程度だけれどもわが家に寄れるということでした。結局、キアナの妹メイダも含め、わが家に午後4時から8時ごろまで、4時間もいました。
Kとキアナが再会するのは、昨年暮れのクリスマス以来。でも、すぐに打ち解け、目いっぱい遊びました。小学2年生の年齢では、半年ほどの空白は簡単に埋めることができるようです。
広い中庭で遊んでいると、近所の子供たちも仲間に入ってきました。子供の数はたちまち10人以上になり、「列車ごっこ」などでにぎやかになりました。もうすぐ2歳の次女も一生懸命に輪に加わっていました。
写真は、ケニーも加わって子供たちが中庭で遊んでいる様子です。
それを見ていたケニーとサラ。わが家での夕食時、アルコールも入って上機嫌になると、口をそろえて「クレアモントという町には特に未練はないけれども、ここのアパートでの生活は本当に良かった。今でも懐かしい」と言っていました。日本的な「長屋」の環境をとても気に入っていたのです。
キアナは帰り際、「わたし、きょうはここに泊っていきたい!」と宣言。昨年暮れにはホテルでKと何泊も一緒に過ごし、楽しかったのが忘れられないよ うです。すると、サラは「Kとはこの夏にまた再会できるかもしれないから、その時に楽しみは取っておきましょう」。
サッポロビール5缶にマルガリータ3杯も飲んだケニーは、「それはいい。夏にぜひ再会しよう」と提案。そして、「夏にカーピンテリアに遊びに来 て。Kはわが家に何泊しても構わないよ。できればキャンプや海釣りも教えてあげるか ら」と誘ってくれました。
美しいビーチタウン、カーピンテリアへ再び家族旅行したいね――妻とはその夜、こんな会話をしました。ケニーが生まれ育ったカーピンテリアは商業 化されておらず、穴場です。
ケニーが友人に電話している時、「今、LA(ロサンゼルス)に来ているんだ。日帰りで戻るけれども」と言っていたのが印象的でした。ケニーにとっ てはクレアモントも巨大都市LAなのです。”大都市”クレアモントに未練がないのもうなづけます。
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