講談社「現代ビジネス」に記事がアップされました。主見出しは「イラク戦争に火をつけた『大量破壊兵器』スクープは御用記者の誤報」、ワキ見出しは「映画『グリーン・ゾーン』のモデル」です。
実は、この記事に絡んで裏話があります。ジャーナリズムのコラムを連載している関係上、マット・デイモン主演の『グリーン・ゾーン』については公開前から「絶対に見ておかなければ」と思っていました。ところが、「いつか見ればいい」と思っているうちに、アメリカでの公開は終わっていたのです。
映画を見なければ原稿は書けません。アマゾンでDVDが発売されているか調べたら、発売は1カ月も先。自宅で契約しているタイム・ワーナーの「オンデマンド」での配信、ブロックバスターでのレンタル開始、話題のネットフリックスのストリーミングサービス――。すべてなしのつぶてでした。
要するに、どうやっても『グリーン・ゾーン』を見れない「空白の期間」だったわけです。それでも、締め切りは容赦なくやってきます。
困っていたら、妻が「ホテルに泊まれば見れるかもしれない」とひらめきました。グッドアイデア! そう言えば、長男のAはいつも「ホテルに泊まりた い」と言っていました。わたしと妻は「これなら一石二鳥になるかも」で意見が一致しました。
折しも、長女Kが親友のフェイスの誕生日に呼ばれ、週末(5月22-23日)はフェイス宅に泊まる予定でした。妻は「Kが楽しい週末を過ごせるの に、Aはかわいそう」と指摘。ホテル代の出費は痛いですが、背に腹は替えられません。ホテル行きを決断しました。
目指すホテルは、ディズニーランドがあるアナハイムの割安ホテル(正確にはモーテル)。事前に電話し、オンデマンドサービスがあることを確認してお きました。ただ、『グリーン・ゾーン』が放映中かどうか、ホテルのフロントでは把握できませんでした。
ホテルに着くと大喜びのA。次女のMと一緒に早速ベッドの上で「トランポリンだ~」と言いながら、飛び跳ね始めました。一方、わたしはすぐにテレ ビの電源を入れ、ちょっと不安になりながらオンデマンドへ。やった! 『グリーン・ゾーン』は見れる!
ただし、子供たちがいるから、全部を見るわけにはいきませんでした。早送りで重要場面だけをさっさと見て、それで終わり。全部で30分も見なかっ たと思います。いずれDVDでレンタルして、子供がいない時にじっくり見ます。
ちなみに、子供たちはホテルを堪能できたようです。翌日にはKも合流し、ホテルの温水プールで目いっぱい泳ぎました。その後は目と鼻の先にある ディズニーランドへ直行。
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