引っ越しや原稿締め切りに追われ、ごぶさたしていました。 引っ越しについては追って報告します。
2歳になってますまつ活発な次女の話です。生後1カ月でアメリカに渡り、ずっと2カ国語環境に置かれているため、言葉を覚えるのが随分と遅いです。でも、時々言葉がちゃんぽんになっていて、面白いです。
先日、レストランで家族で食べていると、次女はいつものように手でわしづかみで食べ、両手がべとべとになりました。そしたら「ウオータージャー!」と何度も言うのです。なかなかみんなに理解してもらえず、もどかしそうにしています。
わたしも何のことだか分からず、困っていたのですが、ふとひらめきました。
「ナプキンに水をジャーっとかけてほしいという意味だ!」
案の定、そのようにしてナプキンを次女に渡したら、「ヤー」と言いながらうれしそうに反応しました。
つまり、次女は「水」はきれいな発音で「ウオーター」と言うのですが、「かけて」は日本語で「ジャー」なのです。その2つを組み合わせたわけです。
実を言うと、「ジャー」は次女にとって数少ない日本語です。保育園で毎日朝8時すぎから夕6時近くまで過ごしており、英語のシャワーを浴びている時間が圧倒的に多いからです。日本語で話しかけられても英語で返事する始末。わたしはなんと「ダディー」と呼ばれています(当初は「パパ」だったのですが……)。
写真は、近所の公園にある急行列車の窓から顔を出してふざけている次女です。
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