けさ、2歳児の次女を連れて登園。結局、自宅を出てから保育園で次女とお別れするまでに、本来ならば20分以内で終わるところ、1時間半もかかりました。
月曜日は妻が朝早くから授業。しかも、この日は必要なリーディングを終えていなかったため、いつもよりもさらに早く大学へ行く必要がありました。次女はほとんど何も食べなかったことから、やや不機嫌。月曜日だからすでにホームシックになりかけていたようです。「大丈夫かなあ」と思いつつ、家族5人で車に乗り、出発しました。
まず長女と長男をドロップオフ(小学校の前で車から降ろすこと)。次に妻を大学で降ろし、次女と2人で保育園へ行きました。ここまではスムーズでしたが、駐車場に車を止めてからが大変でした。
チャイルドシートに座る次女のシートベルトに手をかけ、バックルを外すと、「ノー!」と強く抗議。再びバックルを自分で留め始めました。頑として降りようとしません。「おなかが空いているからだな」と思い、「お家に帰ってごはん食べる?」と聞いたら、次女はうれしそうにうなずきました。
仕方なく、次女を連れて自宅に戻りました。自宅では次女は大喜びで、冷蔵庫の中からフルーツゼリーを取り出して食べ始めました。ゼリーだけでは朝食にならないので、わたしは高級昆布を載せた温かいごはんを用意。次女はごはんもパクパクと調子よく食べました。
「これだけ食べれば大丈夫だろう」と思い、「さあ、保育園行くよ」と言いながら外に出ました。ところが、次女は付いて来ません。「保育園行くよ! レッツゴー!」などと英語を交えながら言っても、頑として首を縦に振りません。らちが明かないので、「アイスクリーム屋さんに行く?」と提案。案の定、次女は喜び勇んで車に乗り込みました。
保育園のそばにあるアイスクリーム屋に到着すると、閉まっていました。開店は午前11時からでした。「だめだね。きょう、保育園が終わったら連れて行ってあげるから」などと言いつつ、保育園の駐車場に到着。次女は再び、どうやっても降りようとしませんでした。
アイスクリーム屋が閉まってがっかりしていたようです。てこでも動かないようだったので、「公園でシュルシュル(滑り台のこと)する?」と聞いたら、はっきり「イエス」と返事。そして近くの公園へ行き、滑り台とブランコで遊びました。次女は張り切って遊び、常に笑顔でした。
公園で20分前後遊び、再び保育園へ。今度は駐車場で車から降ろすのに成功しました! でも、保育士に引き渡す段階になって次女はしくしくと泣き始めました。そしてなぜか「ダディー!」ではなく「マミー!」と連呼。これだけ付き合っても涙のお別れとなったわけです。
夕方、お迎えに行くと、次女は本を読んでもらいながら楽しそうにおしゃべりしていました。わたしの姿を見ると、今度こそ「ダディー!」と言いながら走り寄って来ました。保育士に「けさはずっと泣き続けていましたか?」と聞いたら、「いいえ。パパと別れて5分ぐらい泣いていたかしら。でもそれだけ。なぜ泣いていたのかな? 普段は保育園ではしっかりしていて、めったに泣かないんですよ」との説明を受けました。
大変でしたが、次女としっかりと向き合い、充実した時間を一緒に過ごせた日でもありました。