先日、家のカギが紛失しました。経緯は以下の通りです。
夕方、いつものように小学校・保育園で子供たちを車でピックアップし、家の前で降ろしました。幼稚園児の長男Aが「カギ貸して!」と言うので、手渡しました。Aは自分でカギを開け、最初に家の中に入りたかったのです。
翌朝、出かけようとしたらカギが見当たりません。「A、カギどこに置いた?」と聞いたら、「テーブルに置いておいたよ」とのこと。でも、テーブルの上には何もありません。
おばあちゃんが「いすの上にグレーのキーホルダーがありましたよ」と言うので見てみると、大切なUSBメモリーが入ったキーホルダーがありました。ところが、どういうわけかカギがキーホルダーから外れて、行方不明でした。
一方、妻は「カギはテーブルの上にあった。きのう、自分の目で確かに見たよ。Aがカギを開けようとしている時、キーホルダーは外れてしまったみたい」と指摘。妻の記憶が間違っているときもあるけれども、今回は確かなもよう。
でも、どこにもありません。テーブル以外もいろいろ探したけれども、なしのつぶて。30分ほど探して、あきらめました。「自転車のカギも一緒だから困るのだけれども、仕方がない。M(もうすぐ2歳の次女のこと)が外に持って行かない限りは、絶対に家の中にあるのだから、いずれ見つかる」と思いました。
後日、確かにカギは見つかりました。ただし、だれも夢想だにしなかった場所で。
Mと一緒にスポーツジムに行っていたわたしが家に戻ると、いつもの場所にカギが置いてありました。Aと一緒に留守番していたおばあちゃんに「どこ にあったのですか?」と聞いたら、こう説明してくれました。
「Aが見つけてくれたんです。どこだが想像できます? なんと、ベビーカーに付いているボトルホルダーの中に入っていたんですよ! こんな所は絶 対に探しませんよね。Aはまだ小さいから、カギが視界の中に入ってきたのでしょうね」
もちろん、犯人は1人しかいません。Mです。Mがテーブルの上にあるカギを見つけ、自分の背丈と同じボトルホルダーに放り込んだのでしょう。わた しとおばあちゃんは一緒に大笑いしました。
大人が毎日大事そうに使っているカギに、Mは興味津々です。大人が家や車のドアを開けるとき、Mはいつも「キー、キー!」と言い、「自分で開けた い」と要求します。だからテーブルの上にあったカギを見つけ、「やった! これを持って自分でドアを開けよう」と思ったに違いありません。
写真は、アナハイムにあるショッピング街「ガーデンウォーク」で遊ぶMです。
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