先週末から順番に、家族がおなかの風邪にかかってしまいました。まずは長男、次は妻、次は次女……。
小学3年生の長女Kは大丈夫かなと期待していたのですが、火曜日(11月23日)の早朝、私のベッドへやってきて「おなか痛いよ~」。
登校時間になっても直らず、これで無遅刻記録にストップがかかりました。「きょうは休んだらどう?」と促しても、Kは「あとで行く!」と主張。でも、かなり強烈な風邪なので、案の定、その日はずっと寝込んだままになってしまいました。
Kは2008年夏にアメリカへやって来て、同年秋から小学1年生。小学校初日から2年以上にわたって無遅刻・無欠席を続けていたのに、ついに遅刻に加えて欠席もしてしまったわけです。
これだけ元気でいられたのも、目いっぱい遊んでいるからだと思っています。毎日、午後はデイケア(学童保育)で遊んでいるうえ、夕方6時に帰宅すると近所の親友レキシーと一緒に外に飛び出していきます。夕食をはさんで夜8時半ごろまで遊び続けるのはざらです。
勉強は? どうにか宿題はやっていますが、それだけです。ほかには習い事など何もやっていません。社会に出ても打たれ強くなるためには、小さい時から友達とたくさん遊び、社会性を身に付けるべきだと思っているので、気にしていません。
元気に遊び、「毎日がとても楽しい」と人生に前向きになれれば、すべてがうまく回転します。「病は気から」と言われるように、毎日がつまらなく、何事にもネガティブであると、病気がちになると思います。
先日、Kの担任ミス・モウブレイと面談がありました。そこでは「Kはクラスのお手本です」とべた褒めでした。ここは親ばかまる出しで、素直に喜びました。
ただ、「あれだけ遊んでいるのに本当に問題なし?」とも思いました。でも、成績表を見てびっくり。私の小学校時代とは比べものにならないほど見事でした。「あれだけ遊んでいるからこそ勉強もできる」と言うべきなのかもしれません。
たまに病気で学校を休むと、普段見られない平日昼間の家、お父さんの様子が垣間見えて、記録更新は残念だけど、たまにはいいですよね。病気が少ないのは本当に生活習慣の賜物でしょうね。日本で小児科医が足りないのは、何も医者のなり手がいないだけの話ではないと思います。小児科を手伝っていた経験から、「子供の風邪がこれ以上ひどくなると大人が困る」という本音が見え隠れしたり、「人にうつしたら迷惑だから」という一見道徳的な考えがあったり。家でゆっくり寝かせれば1日、2日で治るような風邪でも、すぐに連れてくるので病院は混み、待つ親はイライラする。悪循環です。
外で遊び、体内時計を整えれば免疫もつくし、ルール作り・仲間割れ・仲直りなどの貴重な生きる力を養える。なのに。。。
日本で一番元気なのは、中高年です!
投稿情報: Ganko Pinewood | 2010年11 月27日 (土) 17:05
長女は病院やも行かず、2日で完全回復しました。おかげで、感謝祭には十分に食べて遊べました。
投稿情報: Yo Makino | 2010年11 月28日 (日) 07:39