きのう、長男Aが幼稚園(kindergarten)へ初登園しました。長女Kと同じ小学校に通うことになったのです(アメリカでは幼稚園は小学校の一部)。
登園すると、新しい友達が大勢いて、Aは圧倒された様子。保育園と比べて児童の数が多いのです。保育園で一緒だったAJとサラも同じクラスになり、話しかけてもらったけれども戸惑うばかり。知らない先生とクラスメートばかりの状況に直面して、不安になったようです。
さて、これから親と別れ、教室に入る段階になりました。24人のクラスメートが教室の前に一堂に会し、写真撮影です。ところが、Aはママに抱きついたままで離れません。目からは涙がポロポロ。24人中、ママに抱きついたままだったのはAだけでした。結局、写真は撮れずじまいでした(カメラはママが持っていたから)。
夕方5時半、同じ小学校内にある学童保育の教室にAとKを迎えに行きました。Aは「きょうは泣かなかったよ。おしゃべりもしたよ」と報告。学童保育の指導員シェリーは「Aは恥ずかしがり屋で不安げでしたね。でも、Kがいつもそばにいてくれて、大変助かりました」と補足説明してくれました。小学校ではKは2年生、Aは幼稚園であり、教室は違います。でも、ありがたいことに、放課後の学童保育では一緒に過ごすのです。
けさの登園時、妻がAを教室まで連れて行きました。すると、担任のミセズ・セリースから「初日は大変でした。Aはずっとわたしにくっ付いて、離れなかったのです」との説明を受けました。
Kが小学校1年生になった当初と違い、Aはすでに英語が理解できます。だから言葉の問題ではないはずです。「Aは内気な性格だから、仮に日本で幼稚園へ転園しても同じように涙の初日になっただろうね」――。こんな見方で妻とは一致しました。